第6話 途絶えた伝承 失われた感覚を取り戻せ①

簡単な事を難しくしていると感じたことはありませんか?

ビジネスノウハウなどの話で有名なエピソードを紹介しますね。(知ってる人も多いと思いますが)

ビジネスマンA:「アフリカ人は靴を履く習慣がないからアフリカで靴を売るのは無理だ」
ビジネスマンB:「アフリカ人は靴を履く習慣がないから新たなマーケットが生まれる」

投資家の貴方はどちらのビジネスマンに投資しますか? 
まあ、答えはありきたりなんですが・・・

ここではちょっと違う点に着目しましょう。この記事はSection3メンバー専用です。

 

 

人体からすると靴は素晴らしいものではないようです。靴が体の痛みを作っていると言っても過言ではありません。

前出の有名なエピソードを斜めに解説すると、要らない習慣を押しつけ、価値観を変える事によって新たな儲けネタができるって事です。
新たな儲けネタというのは【靴が売れる】ということではなく、靴を履かせる事で健康を害すので治療ビジネスのマーケットも広がるって事です。
よく【足は第二の心臓】といいますよね?靴メーカーもこの言葉を引用して健康の為によい靴を選ぶようにアナウンスしたりします。本当でしょうか?
靴を履かないのが一番いいと思いませんか?

 

僕は靴を履かない生活を心がけています。セミナーなどの時もゾーリです(笑)
ただ普通の生活では働いている人は無理ですよね。安心してください。方法がありますから。

 

靴・・・

体の痛みがある人は靴選びを慎重にしていると思います。

最近は様々なテクノロジーを使った高機能シューズが出ていますよね?貴方も持ってるんじゃないでしょうか?

 

この話は、第1話 地に足をつけろ とも関連します。

 

結論から先に言えば靴を履かない方が良いのです。でも、現代に生きている限りは靴を履かないでの生活は考えられないですよね?
更には我々が学校で習った行進のしかたや歩き方もやめた方が良いです。(左手が前の時に右足が前に出るいわゆる普通の歩き方)

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「ええ?何それ」と思うかもしれませんが、昔の日本人は歩き方が違っていたようですよ。

 

昔の日本人は踵から着地する歩き方ではない、手を振って歩くこともしない。

 

  • 【ナンバ歩き】右手右足が一緒に前に出る(因みに歩き始めたばかりの子供はこれです)あるいは手を振らない。
    武芸者は当然ながら、農民もそうだったようです。つまり歩くたびに腰と肩をひねってしまう現代風の歩き方ではなく、腰と肩が拗れることなく歩いていた。
  • 【踵着地をしない】現代的な歩き方は膝を伸ばして踵着地し、つま先に向けて体重移動が普通の歩き方ですが、ご先祖様たちは足裏の全面着地またはつま先着地だったようです。
    これは日本人の履き物をみるとわかります。わらじ、草履、下駄、雪駄・・・これらで踵着地はあり得ないです。そもそも下駄や草履の場合は小さめを履きますから、履き物よりも生身の踵が出ているのが普通です。つまり物理的に踵着地は難しい履き物なのです。

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e02d7c7d38039529e1843f4e919d90a8早飛脚とか早籠とかの職業的に走る人の能力は凄かったようです。早飛脚に至っては最大で1日で200㎞も走っていたようです。普通の時でも数十㎞から100㎞だそうです。これは現代のマラソンランナーでも難しいようです。
もし早飛脚が現代風の走り方をしていたなら、腰と肩を200㎞もの間ひねり続ける事になりますし、踵着地で走ったなら間違いなく膝を壊します。彼らは踵にクッションのないわらじで走りきっていたのです。左の絵でわかると思いますが、左右にひねる走り方だと方に書簡箱を担いでいますから体を壊しますね。

 

現代のスポーツシューズを見てください。踵にはショックを吸収するための素材が使われていますね?また踵からつま先への力の移動を妨げないようにつま先が浮いた形になっています。

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クッション性の高い踵と浮き上がったつま先

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一般的な歩き方

どうでしょうか?この靴格好いいですか?

この靴を履いているところを想像してください。予めつま先が上がっていますから、貴方のつま先は地面をつかむのではなく靴のつま先をつかんでいます。
いやいや、つかむならまだいいですけど、たぶん親指加重です。小指も薬指も使ってはいないと思います。

 

この構造ならば否応なしに踵着地でつま先抜けの歩き方や走り方になりますよね。
物理的につま先が上に向いたシューズでつま先着地は難しいですよ!

 

最近はプロランナーやアマチュアランナーもこのことに気がつき始めています。どうやらちょっとしたブームも巻き起こっているらしく、接骨院などが集客の為にか「踵着地は危ない」と言い始めていますね。
【踵着地をしない】【ナンバ歩き(ナンバ走り】ここまではいいですが、その先は本当に解って言っているのかはちょっと疑問です。

 

さて・・・僕自身がこれらを研究し、自らの膝の痛みを克服しつつあります。
肩こりは食事だけで解消しましたが、若い頃の無理な走りで壊れてしまった膝は食事では治りません。物理的に壊れているものは食事だけでは無理です。
今までは接骨院に通ったり鍼灸やカイロプラクティクスに通ったりしていましたが、思うようにはなりません。

ところが、気づきがあってつながってきたんです。
そのことをビデオにしましたから、一緒に紐解いて行きましょう。故障箇所をお持ちの方は緩和していきますし、故障箇所のない方はこれからの人生を故障なしで生きていけると思います。

体に痛い箇所がある人はビデオに出てきた達人の動きをよく観察してくださいね。特に足先の動きと体のひねりに注目してください。もう一回見てもらうと、三船先生の動きに対して弟子達は体をひねったり足が浮いていたりするのが解ると思います。また甲野先生の足下にも注目してください。

 

色々検索して調べてみてください。

  • ナンバ歩き、ナンバ走法
  • 踵着地
  • 裸足のランナー
  • 等々

靴を履かずに草履や下駄を履いてナンバ歩きをすればいいの?
いえ、それだけでは劇的な改善は難しいと思いますよ。続きのお話はまた次回。

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