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ヤブ眼科VS貴方
「ほら、言った通りになったでしょ?」
吐き捨てるように言い放ちました。
中野さんがメボ(広島弁でものもらい)に罹りました。
まぶたの内側に腫れ物ができて化膿しています。
目医者に行くというので、「検査だけしてもらって安易な処置はしないようにね」と僕は伝えたんです。
ものもらいではない可能性もありますしね。
ところが、「切ってもらってきた」と報告が。
僕はかなり残念に思いましたが、予後の事が気になったので、「何が処方された?」と聞きました。
クラビットとフルメトロン
クラビットは抗生物質です。
さて、ここで考えてください。
ガチ勉では【つなげて考える】事の重要性を伝えています。
この眼科医は何を考えて抗生物質を処方したのでしょうか?
いいですか?小学校五年レベルの問題です。
- 【ものもらい】(メボ、メバチコ)は何らかの感染症です。
- 抗生物質は細菌を殺す薬です。
- 目と鼻と口(口から喉)と耳はつながっています。
この三つだけの知識でヤブ眼科の間違いを考えてみてください。5分考えてから読み進めてください。
僕が「検査だけして貰って安易な処置はしないで・・・」と言ったのは理由があります。
普通は診察の際に菌の検査をします。
勿論、医師の経験による見立てで、【すぐに切らないと失明する】と判断があれば、菌の検査なしに切開などの処置に入る場合もあります。
そのような場合は、まぶたが腫れ上がり眼球を強く圧迫しているような症状が出ているはずです。
今回の眼科医は簡単に人の体を切りました。検査なしに抗生剤処方をしました。
腹立たしいです。
この眼科医は完全に思考停止して単純に商売をしました。
中野さんの場合、診察当日には鼻水も出ていました。
つまり、その段階で鼻にも感染が広がっている可能性を疑うべきなのです。
この眼科医はただ切ってクラビット点眼薬を処方しました。
翌日には反対の目に移っているのは当たり前です。
僕は「明日は反対の目が腫れるかもね」と言いました。
そして翌日。
「ほら、言った通りになったでしょ?」
吐き捨てるように言い放ちました。
僕が思ったとおり、反対側の目が腫れていましたし、鼻水ずるずるです(笑)
本人は風邪も引いたと思っているようですが(笑)
医者が不用意に切った為に、反対側に移って、更には鼻腔や喉へ炎症範囲が広がったんです。
悪性の菌感染でない場合は、清潔にして幹部を安静に保つ必要があります。
化膿しているという症状は、しっかりと炎症反応がでて、免疫機能が働いているということです。
感染したところをしっかりと押さえ込もうとして、袋状に囲い込んでいる状態です。
それを経過観察も検査もなしに切るのは思考停止しているヤブ医者です。
このような場合は、清潔にして免疫機能を後押ししてあげるだけでいいのです。
なんでわざわざその袋を破って、感染源を解放するのか?
症状を悪とする考え方で思考が停止しているからです。
或いは術式を用いて商売がしたかっただけかも知れません。
人類は様々な感染症と闘ってきています。
では近代に入って薬によって感染に打ち勝ったのか?
ちょっと話が脱線しますけど、大きな視点で見てみます。
一般的には医学の進歩により感染症を克服してきたと言いますし、そう習っていると思います。
例えば、ペニシリンの生成技術によってあらゆる感染症に打ち勝ってきたと習います。
例えば、結核はワクチンが封じ込めたとも習います。
では何故?今になって結核などが以前よりも重篤な症例として再流行していますか?
どうして貧困国では悪性の感染症が発生しますか?
国連が大量の抗生剤を送ります、大量のワクチンを送ります。
感染症はなくならないではないですか?
面白い事に、抗生剤やワクチンは特定範囲でしか有効ではなく、多くは適切な衛生によって封じ込めたというデータもあります。
仮定ですが、もし適切な衛生によってそれら感染症に打ち勝つ事ができるなら・・・
アフリカをはじめとする後進国に必要な支援は衛生ではないか??
話を小さな視点に戻しますね。
僕は中野さんに、目を洗い、鼻を洗い、うがいをするようにと指示しました。
- 1%食塩水に重曹をほんのちょっととオレガノジュース数滴(目洗い用)
- 3%食塩水に重曹をほんのちょっととオレガノジュース数滴(鼻うがい、喉うがい)
- オレガノオイルを舌下または喉へ
翌日には腫れは引いていました。
3日後には殆ど治っていました。(見た目では)
しかし、「まだ治ったと思わないで数日続けてね」と伝えました。
そのことを松永さんと中野さんが話しています。
中野さんは今回の事で、眼科と薬局で約4000円支払っています。保険診療なんでざくっと1万2千円ですね。
僕は中野さんに1万2千円を請求しようと思います。
ヤブ眼科は悪化させましたけど、僕は自分で治す方法や考え方を教えたので、請求しようと思います(笑)
音声の最後の方に重曹の話が出てきます。
お風呂で使う方法を書いておきますね。
ハゲ、薄毛の改善も含めて頭皮を清潔に保つ方法です。
合成界面活性剤や合成シリコンや合成香料のシャンプーリンスはゴミ箱へ。
シャンプーとリンスを以下に置き換えてください。
3%食塩水にオレガノジュース少々と重曹を少々。これがシャンプーです。
5%クエン酸水にオレガノジュース少々。これがリンスです。
面倒な人は良質のりんご酢(加糖していないもの)でもいいです。
このシャンプーは泡が立ちません。
洗った感じはしないので楽しくはないです。
頭皮をマッサージする感覚で揉み込んでいきます。
さっと流した後にクエン酸水でリンスします。
しっかり流してください。
髪に潤いが欲しい人はアルガンオイルを髪が濡れている時に少量をまんべんなく延ばしてください。
課題はありませんが、人ごとだと思わないで考えてください。