第3話 合わせ方と処理の仕方
何でも複雑な事をしてはいけません。処理能力が追いつきません。
今日の話を正しく理解するためには一旦まっさらで考えなきゃいけません。
【学校で習った】【●●博士が】【学会が】【国連が】これらは全て思考を停止するスイッチです。また、物事を知るときに白黒論で答えを導く事は万能ではなく、白と黒の間にはグレーがあることを忘れてはいけません。
西洋医療は原因究明の手法が白黒論で構築されます。
例えば身近な話として、
- 胃の不調を訴えている人に胃のスクリーニングをして「ピロリ菌が原因です」といってピロリ菌を殲滅する薬を出します。ピロリ菌=悪な菌、殲滅すればいい。
※ところが最近ではピロリ菌にも役割があることが解ってきました。 - 血圧やコレステロールの値を閾値で白黒にわけます。
※血圧値やコレステロール値の指標は低く書き換えられていますから昔と比べると・・・???です。更に言えば、コレステロール値の指標に使われて善玉とか悪玉とか言っているものはコレステロールを運ぶタンパク質です。コレステロールそのものを計る数値ではないのです。
面白いことにこれらは全体バランスを見て健康であるという定義はありません。
一方で東洋医学では健康であるという定義から入ります。脈や舌を観たり顔色などを重視し、全体の骨格のバランスまで観ます。しかしながら、特定原因を追及する視点はありません。なので急性なものほど対処が遅れてしまいます。
インドにまで目を向けるとエネルギーとか宇宙との同調まで話が膨らみます。
インドでいうチャクラや東洋医学でいう経絡やツボなどは科学的には殆ど未解明です。全く解っていないと言っても過言ではありません。しかしながら、科学的に解っていなくともその働きを信じる人は多く、最近では西洋医療の分野からも注目する研究者が増えています。
西洋の白黒に対して東洋の視点では殆どがグレーで、より白に近づけようという視点です。
東洋の哲学は難解です。例えば、右手だけで拍手ができるように修行する(笑)これを極めるのが人生だと言われたら困りますよね?
僕たち日本人がこの話を聞くと頭の中には仙人が映像として出てきますね。
西洋人はこの話を聞くと You are crazy!!と言ってどこかに行ってしまうようです。(笑)
良かったですね。日本人で。
さて、これらの事はどれが正しいとかの視点で判断するのではなく、【より自然な振る舞いで自然の中で自分を発揮する】と考えて見てください。
現代の栄養学では1日に30品目を食べろといいます。30品目を織り交ぜて料理をするのは、料理が得意な僕でもかなり難解です。30品目は本当なんでしょうか?いろいろなものを沢山食べなさい!って本当なんでしょうか?健康のために果物を沢山食べるのは本当なんでしょうか?
ホモサピエンス(我々)の歴史で見ると文明発祥からの方が断然に歴史が短いのですが、では文明発祥以前はどのような食性だったのでしょうね?これは想像力を使うと見えてきませんか?
今日の話はいつもの3人の会話です。食べ合わせに関して話をしています。かなり脱線気味ですし、説明としては不十分ですし、突っ込みたいところや質問がいっぱい出てくると思います。
全て受け付けますから(でも早めに出してください。それを元に次の講義に盛り込みます)
特に何らかの体の不調のある方は試して欲しいですね。
※但し!!ステロイドを使っている人はまず相談してください。
関連する話として
上記2つとこの最強の投資先のカテゴリー全般が関係します。
特に今日は膵臓の話や胆嚢の話が出てきました。これらはまだ現代科学では未解明のところもあるのですが、解明される必要はなく、複雑な事をして膵臓や胆嚢を虐めない事が全体の臓器の健康に有用であると覚えてください。理屈としては以下のサイクルです。
しっかりと噛んで食べる →
>>胃での消化がしっかり →
>>適切な中和物質がでて小腸に最適な状態になる →
>>小腸ではしっかりと必要なものを吸収(要らないものは便として排除) →
>>腎機能も肝機能も楽に正常に行われる →
>>血液もリンパもきれい →
>>全体が健康(快眠・快食・快便・快SEX 気力体力が充実してやる気満々)
これが本来の貴方の肉体パフォーマンスのサイクルだと思ってください。
感想や質問をお願いします。今後の講義に役立てます。