インターネット上でトレードのノウハウを云々言っている人は結構多いですよね。（トレードだけでなくアフィリエイトとか起業とかも）書いてあることをそのまま信じるならば世の中には凄い人がいっぱいいるんですね。
これは嫌みではなく本当にいると信じてもいいかもしれませんよ（笑）実際に本物は何人かいると思いますし、俄に（にわかに）儲けている人は沢山いるんだと思いますね。
僕の個人的な感覚では、ネット上で売られているノウハウのほとんどはダメノウハウなのですが、ダメノウハウにも学べる部分が沢山あって、売られている物云々よりも買い求めている人の意識の方がもっとレベルが低いと思っています。

 

ここではそのノウハウ提供者が凄い人だと仮定しましょう。・・・彼らは一体全体儲けたお金をどうしているのでしょうかね？

• 大儲けしているトレーダーさんは、そのお金をどの銀行で管理するのでしょうか
• 大儲けしたお金をどうやって次なる投資に使うのでしょうか？
• 自分が命を終えたときに何を残すのでしょうか？

どうです？そういったブログ記事やプロモーションはあまり見かけないでしょ？（笑）恐らくですが早くからこのことを指摘しているのは僕だけだと思いますよ。（トレーダーとしてはたぶん三流くらいですが）

今日は出口戦略に関してお話します。（記事ですが）文末には凄腕のトレーダーさんのレポートのダウンロードリンクがあります。

 

実はこの【ガチ勉強会】には僕なんかが足下にも及ばない凄いトレーダーさんたちがいます。

因みに一番弟子の中野は既に僕よりもトレードうまいです。

 

さて、この間の世間の変化はめまぐるしいですね。為替のトレーダーに限って言えば、いくつかのおかしな点に気がつくのではないでしょうかね？
外国為替の取引をお金儲けの手段としてとらえていて多少なりとも経験のある人で日本円で生活している人ならば、この間の円レートの急変で何かを考えたはずなんですよね。

以下大雑把に現象面を書きますね。

120円→80円　サブプライム後の急激な円高！　円の価値増加
80円→120円　アベノミクス後の急激な円安！　円の価値低下

さて、これに合わせてデフレという言葉とインフレという言葉が使われましたね？物価変動という言葉も多様に使われていました。
連日TVやネットや雑誌にこの言葉が出てきていますね？
でもね、本当は物の価値が動いている訳でなく（個別に小動きはある）、相対的に大きな目線でみると、お金の価値が変動していることに為替トレーダーならば気がつくはずです。
サブプライム（リーマン破綻、AIG破綻、GM破綻･･･）の処理のためにFRBがやったことは･･･大量にお金を市場投入でした。

アベノミクスではデフレ脱却を旗頭にインフレ目標を掲げて、マネタリーベースの拡大を行いました。つまりこれも大量にお金を市場投入したのです。

 

更に･･やっぱり我が国の総理だけあってアメリカのやり方の失敗点を克服すべく他の策も講じています。
それは年金のポートフォリオ変更という名目で自国株式相場へのインパクトと外債の保有比率の変更を行い、ドル買いの理由をはっきりとさせたことですね。ドル買いというのはすなわち円売りですから、大量に市場投入した円の価値を更に下落させることにかなりの効果をもたらしていますね。

では、これらの施策で日本の景気はどうなったのでしょう？
三丁目の夕日みたいにこれからの発展を感じながら新たな物資があふれて、消費志向が高まったインフレになっているでしょうか？確かにいろいろな物が値上がりしました。
食料関連は結構上がってますね（輸入が多いので円安だと上がってしまうのは当然ですが）PC関連の部品も値上がりしました（これは個人的に痛い）
オイルは大下落していますが、円安のおかげで日本国内での燃料代金は下がっていません。

為替をみているトレーダーならば、この現象に自分のお金を投影して考えるのは普通だと思うのですが、あなたはどうでしょうか？自分のお金を投影するというのは生活実態を伴う想像をするということですよ。

 

では･･･普通の感覚で為替をみていて、今日本の為替ブローカーを使って取引するでしょうか？日本のブローカーを使うと、どの通貨ペアで儲けようが結局のところ損益は円建てですね。
仮にアベのミクス前に100万円の資金を投入して今現在150万円になっているAさんは儲かっているといえるのでしょうか？では海外ブローカーを使っていたBさんは、同じような取引をドル建てで行っていました。1万ドルが1万5千ドルになっています。

Bさんにも問題がありますね。
ブローカーに入れているドルを日本の銀行でドルのまま受け取れるか？受け取れなくはないですよ。三井とか三菱とかシティーとか。それ以外は勝手に凄いスプレットで円転されるでしょう（笑）

 

AさんもBさんもプラスにできる力量はあるのですが、出口戦略を持っていません。そのまま相場を続けているといつかは失敗を招くと思いますね。
ブローカーの口座残高が膨れてもそれはまだ利益ではありません。

引き出して初めて利益です。

 

では引き出せたとして、その現金は資産ですか？

まだ気がつきませんか？現金は資産ではないのです。現金を置いておくとどうなりますか？新たな現金を生み出しますか？

120円→80円　サブプライム後の急激な円高！　円の価値増加
80円→120円　アベノミクス後の急激な円安！　円の価値低下

資産とは次なる価値を生む物のことです。 現経済はお金で評価しますから、お金を尺度とせざるを得ませんが、現金が次なる価値を生んだり勝手に増殖することはないのです。現金を物なりサービスなりに替えて、その物やサービスが何らかの価値を生み、それがその時の時勢の通貨価値で評価されるのです。

 

もしあなたがネット上でブレイクしているカリスマトレーダーのようにガッツリと儲けることができたと仮定して、自分が人生を終えるとき（人はやがて死ぬ）遺族にどうやって儲けたお金を遺しますか？仮に1億円あったとしましょう。
ブローカーの口座残が1億円相当（凄いですね！）※ここでは仮の話なので日本のブローカーでも海外ブローカーでもいいですが、本来はブローカーに数百万相当以上を預けるべきではないです。

 

1億の現金を相続させますか？

恐らくですが、現金を遺すと不幸になります。半分は国に接収されますしね。よってたかって丸裸にされます（笑）知らない親戚まで権利を主張しにきます。
つまり、あなたがどれだけ優れたトレーダーやビジネスマンになろうが、出口戦略がなければ破綻は確定しているのです。生きている間に破綻するのか死んでから家族に破綻の憂き目を追わせるのかは分かれますが、出口戦略のないものは惨めな終わりになることは間違いないのです。

 

因みにあのバフェットさんも現金は資産ではないと考える人です。彼は徹底的に現金を嫌い、入ってきた現金はできるだけ速やかに将来価値が見込める株や権利に換えてしまいます。
そこから上がった現金はまた違う物に換えていきます。とにかく手元に現金を置かないことで有名です。

 

さて、出口戦略って？

僕ならば、毎月ダラダラとお金が入ってくる仕組みを遺族に残します。しかも知らない親戚とかには一切渡ることがない方法で。

もちろん、遺族が現金として一括受け取りを希望するならばそのようにできるのですが、僕はそのようなことがないように子供に教育しています。ダラダラとお金が入ってくる方を選ぶように。そして入ってくるお金というのはあくまでも増えたものであり、元となる資産には一切手を付けるなと教育しています。よほどの馬鹿でない限りはこれを守るでしょう。

 

これはですね、今急に思いついて言っているのではないですよ。
あなたとの縁はプライムアセット株式会社の投資系の教材か、僕のヘンテコなブログだと思います。これらが始まる前から僕がコツコツと始めていることです。
家族（息子）に残す物はすでにあります（希望の額にはまだ届いていませんが）今僕が死んでも子供が無一文になることはないですし、知らない親戚が出てきて子供を騙してお金を取り上げることはできません。国内で相続が発生するようなこともないので、仮に彼が自由に旅ができる年齢ならば、無税の国に行ってのんびりしながら自分の好きなことだけをやれば良いと思います。実際にそうするように彼には話しています。国境や誰かが勝手に考えて定着している概念にとらわれることなく生を受けた人間として自分の可能性を引き出せる生き方をしてほしいと思っている訳です。

 

これらの仕組みを本気で持ちたいと思いませんか？
トレードで稼ぐとかビジネスで稼ぐとかも良いのですが、何が資産なのかを考えたり、残せる物や残せる仕組み所謂【出口戦略】が重要だと思いませんか？
稼ぐのはギャンブルでも良いですし、たまたま当たった宝くじでも良いですし、竹藪で拾った札束でも良いのです。もちろん汗水垂らして労働で得たお金でも良いのです。どのお金も同じです。ただ、これらのお金の得方をした人のほぼ全てはお金を失い、遺族に資産を残すことはありません。

お金ってどうやって稼いでも同じなんですが、残し方が大切だと思いませんか？保全と継承をキーワードに、次世代まで考えた振る舞いが必要だと思いませんか？

少しでも引っかかった人は理解できなくても香港へ行きましょう。
そして、まずは完全に元本を確保した安全な利回り商品を1つ持つことから初めてみませんか？勉強は後からでもできます。

トレーダーのKさんもどうやらこのことに気がついて行動したようですよ。
レポートをダウンロードしてください。

150615香港報告トレーダーK　（右クリ保存）

 

Kさんのレポートを読んだ人は必ず感想くださいね。