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ファンドを学ぶ その1 オフショアファンドラップの特徴
オフショアファンドラップを貴方のポートフォリオに組み入れる事をお勧めします。
ファンドラップとは?
(Fund Wrap)は、投資一任運用サービスの一種で、顧客のリスク許容度や投資目的等のニーズに合わせ、金融機関の専門家のアドバイスをもとに異なるタイプの複数の投資信託を組み合わせて運用するサービスをいいます。具体的には、運用前のヒアリング、投資方針の提案から実際の運用、報告や見直しがトータルに受けられるサービスです。
そもそもはラップ口座という最低運用額が数千万円~数億円の富裕層向けのサービスがありますが、投資信託(ファンド)を活用する事で毎月数万円程度の積み立て投資として利用しやすい形態となったのがファンドラップです。
ヨーロッパなどではこれらの仕組を使った個人年金や退職金などの運用が盛んです。
オフショアとは?
金融規制が非常に少なく、「国外からの所得」に対して所得税や法人税が安いかまったくかからない「国」や自治権を持った「地域」の金融マーケットをさし、 タックスヘイブン型といわれるものがその代表的なものです。
日本から一番近いオフショアが香港です。有名どころでは、スイス、モナコ、マン島、ケイマン島、バージン諸島、等世界中にあります。
オフショア籍のファンドラップをお勧めする理由
1 リスクを排除する4つの要素
オフショアファンドラップは強くお勧めします。長期的な資産形成の為には4つの分散が必要といわれています。
特に世界の垣根がなくなり、人や物やお金や情報が世界中を駆け巡るなかで、もはや一国の通貨だけに頼る資産運用ではなく多通貨で資産を持つ優位性を真剣に考えなければなりません。
まず基本的なことですが、日本人が海外ファンドラップ(オフショアファンドラップ)を持つ事は以下の4要素が満たされています。
- 通貨の分散
(日本国居住者は基本的には収入の源泉が日本円ですね。ドル建て等の海外資産を資産ポートフォリオに組み込むことをお勧めします) - 投資地域の分散
(色々な地域の株式などへの投資ができるのが海外ファンドラップの面白いところ) - 投資種目の分散
(ファンドラップに組み入れられる対象銘柄は、株式・債券・商品・REITなど様々です) - 時間の分散
(多くの場合は毎月の積み立てにより時間的リスクを分散します。一括払い込みのものもありますが、我々のようなビギナーは積み立てタイプが基本になります)
オフショア籍のファンドラップの優位点
上記のオフショアとはで理解できたと思いますが、金融会社がファンドなどの組成を行う際に、【無税】または【税率が非常に低い】ことは大きなメリットです。
故に世界的なメジャーファンドや保険会社は本拠地をオフショアに置きます。
そうすることで運用利回りを高く維持する事ができるわけです。
この事は運用を委託する我々もメリットを享受できます。
逆に日本でファンドを組成するのはとても大変です。(税率が高い)また運用する個人も利益確定する度に税がかかりますから、その分低い運用成績となってしまいます。
そして日本で売られているファンドの多くは致命的な欠陥があります。
日本で売られているファンドの多くはベビーファンドと呼ばれる海外ファンドの焼き直し商品です。これには翻訳コストやマーケティング費用や管理費用などがかかります。
日本のことはさておき、オフショア籍のファンドラップの大きな利点となるのが以下の点です。
- 運用中は繰り延べ運用されるので、複利効果が得られる点
- 夫婦の共同名義などが可能。ジョイント口座といいます。(商品によって異なる)
- 受益者指定ができる。
言葉だけでは解り難いと思いますが、ここがとても重要なのです。
これらは追って説明していきますから安心してください。
現段階では以下のような言葉を覚えておいてください。
保全と継承に優れている
これはとても重要な点です。この「保全と継承」に関しては別の記事でしっかりと説明しますから安心してください。
ファンドラップの選択肢
さて、現段階で我々のような個人で手軽に始められるファンドラップは3つあります。
- マン島籍(ロイヤルロンドン360)
- ケイマン籍(インベスターズトラスト)
- 香港籍(スタンダードライフ(現在レギュレーション変更の為受付停止))
以前にはもっと沢山ありました。アビバ、ジェネラリ、アクサ、フレンズプロビデント、プルデンシャル等々。
どこかで聞いたことありませんか?世界で名だたる保険会社ばかりですね。フレンズプロビデントとかは聞いたことがないかも知れませんが、アクサの親会社ですね。
今は日本国居住者が契約できるのは上記3社ともう一社香港籍のサンライフがありますがサンライフは学資保険がお勧めです。
そして僕が強くお勧めできるのは保全と継承の意味合いではロイヤルロンドンとインベスターズトラスト。
僕の目線では事実上2社に絞られます。
ここでいきなり名前を明かしてしまいましたが、早合点して動かないでください。
実はとても重要なのですが、これらはIFAという組織を通じて契約しなければならないのです。このIFA選びが大変な分かれ道なのです!
きちんとしたIFAを選ぶ必要があります。
日本国内でオフショアファンドのセミナーなどを開催しているところは殆どNGです!
IFAは法的にもそれができないのです。(やってしまうと日本の金融庁からやられますからね)
インベスターズトラストはIFA抜きで契約できるのですが、後のフォローアップなどの点を考えると、IFAを通じた方が圧倒的に優位です。IFAを通したからと言って手数料がかかるわけではありません。
IFAとは一生の付き合いになりますから、安易に金融ブローカーの口車に乗ってはいけません。
貴方は安心してください。後にきちんと紹介しますから。
では、今日のビデオを見て下さい。
感想や疑問があれば以下からどうぞ。
質問などは後のビデオでできるだけ盛り込みます。基本的には個別返信ではなく全体シェアとしますが、個別返信が必要と判断した場合はその限りではありません。お気軽に。