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ファンドを学ぶ その5 二つのユニット構成を理解する
ファンドラップの目的は長期的な資産構築です。
保全、継承、利回り・・・それらを達成するよく考えられた自由度の高い投資商品です。
今回の講義では、ファンドラップに積み立て投資を継続的に行って行く上での特徴を捉えてもらう目的で要点を解説します。
まず・・・絶対に理解しなければいけない大きな特徴。初期ユニットと累積ユニットについて。
今までの講義で資産残高1億を達成する為に、自分の年令でいくらの積立をすればいいかがおおよそ理解できたと思います。
では、仕組みについて順を追って理解して行きましょう。
二つの豚の貯金箱をイメージする
今貴方にお勧めできるファンドラップは二つあります。【ロイヤルロンドン】と【ITA】がそれに当たります。
以前はフレンズやアビバなどもありましたが、これらは日本国居住者の受け入れは停止されました。
この講義ではどのファンドラップも共通する仕組を理解して下さい。
それは二つのユニットに分かれているという部分です。
上記の豚の貯金箱の絵を見てください。
- 「小さな豚の貯金箱は初期ユニット」
- 「大きな豚の貯金箱は累積ユニット」
初期ユニットには厳しい縛りがあります。
累積ユニットは比較的自由で柔軟です。
つまり、スタートから数年間は縛りを受けると思って下さい。
スタートしてから初期ユニット期間は減額したり解約したりできないと考えて下さい。(解約はできなくないのですが、ペナルティーを受けます)この期間に関しては商品毎に違います。(ロイヤルロンドンとITAでは違うということ)
更に、初期ユニットは豚質(人質ではなく豚質)として解約時まで拘束されます。
今日の段階では、細かく理解する必要はありません。
まず覚えることは、「初期ユニット」「累積ユニット」に内部構造が分かれているということです。
そして、初期ユニットに関しては拘束されるということです。
恐らく頭の中にハテナがいっぱいになったと思いますが、後に解りますから安心してください。